冬の音がする。
静かで、冷たい。
まだ何も始まっていない時間。
でも――
どこかに、“間に合うかどうか”の気配がある。
その空気だけが、先に流れている。
この場所、どんなところ?
それはステージじゃない。
ライトもない。
歓声もない。
ただの道だ。
学校へ続く、いつもの通学路。
けれどその日は、雪がそれを止めようとしていた。
進めばいいだけの道が、進めないかもしれない場所になる。
ここで何が起きたのか
ほのかは走る。
間に合うかどうか、その境界の中で。
雪は視界を曇らせ、足を重くする。
止めようとしてくる。
でも――
道が、開く。
一人がどく。
また一人が、どく。
気づけばそれは、一本の通路になっていた。
全校生徒が、道を作った。
その瞬間、個人の願いは、個人のものじゃなくなる。
μ’sは、“現象”になる。
なぜこの場所が特別なのか
ここには、言葉がない。
応援の声も、約束もない。
あるのは――
行動だけだ。
誰かのために、道を空ける。
その一歩を、通す。
それだけで、未来が動く。
そしてその先に、“あの曲”がある。
この場所に立つということ
ここに立つというのは、
主役になることじゃない。
センターに立つことでもない。
誰かの一歩を、成立させる側に回ることだ。
目立たない。
名前も残らない。
それでも、
その一歩が届いた理由になる。
DJ’s Request
白かった景色が、色づく。
それは雪の色じゃない。
あの日、確かに灯った――
想いの色だ。
🎙 DJ Ta-Tsu Comment

Ta-Tsu
「奇跡ってさ、降るもんじゃない。
開けたときに起きるんだ、きっと。」
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